Tutorial3の開発開始及び予約販売に至った経緯
Tutorialシリーズは2015年に正月の限定商品として発売したTutorialに端を発します。
その後Tutorial2限定版、Tutorial2正式版、Tutorial2 for Strum、Tutorial2 for Fingerと進化をしてきました。
2020年にTutorial2 Tour(仮)をリリース予定でしたが、件のコロナ禍の影響で発売見送りという判断になりました。
その後、コロナ禍により多くの電子部品が製造停止になったり、為替の影響で原価が高騰するなど、この3年間で状況が激変したこともあり、Tutorial2 Tour(仮)の発売を正式に中止することになりました。加えて、Tutorial2についても、部品が製造停止になるなどして原価が異常に高騰し、なおかつ入手性が悪くなり納期遅れが続いています。
そこで2023年8月現在、徐々にではありますが生ライブの再開や部品供給の安定(新設計のもの)など、好条件が整いつつありますので、ここにTutorial3の開発を決定いたしました。
Tutorial3の仕様について
Tutorial2の基本音質や使い勝手はそのままに、各所パワーアップしております。
デュアルchプリアンプ
◯デュアルピックアップ対応
◯フェイズスイッチ✕2
◯3バンドイコライザー✕2
◯chボリューム
◯chミュート
センドリターン機能
◯モノラルセンド、ステレオリターン
◯各chごとにセンドへ送るかどうかを選択可能
◯センドのボリューム調整が可能
◯リターンのボリューム調整が可能
◯原音はそのままにエフェクト音とミックス
2つのフットスイッチ
◯オールミュートフットスイッチ
◯ブーストスイッチとボリューム
◯マスターボリューム
出力部
アンバランスフォン出力とXLR出力を装備。同時出力可能。
センドリターンを通したステレオでの出力と、センドリターンを使わないパラレル出力が選択可能
電源部
◯5Vから9Vで動作
◯センターマイナスでもセンタープラスでも使用可能
◯内部で完全両電源化
音質について
◯低雑音化により、よりクリアに、よりスッキリと。
◯出力電圧が大きくなったため、DTMなどにも使いやすく。
他の機材の環境にもよりますが最大22dBuの出力や、ヘッドアンプやEQのヘッドルームが非常に広くなりました。その為安易にクリップすることが無くなりましたので限界まで追い込んだ音作りが可能になりました。
Tutorial2から約5年ぶりとなる当社の主力ラインナップ、Tutorial3をご検討ください。